消費者がある商品を知り、最終的に購買するまでのプロセスのこと。Attention(注意)→ Interest(関心)→ Desire(欲求)→ Memory(記憶)→ Action(行動)の頭文字をとって、アイドマの法則と呼びます。商品の存在を知ってから実際に購入するまでの心理的階段と考えることができます。たとえば車を購入するときの消費者の心理的階段は以下のように考えることができます。

(1)Attention(注意)「(CMを見て)あ、こんな新車が出たんだ」

(2)Interest(関心)「なかなかかっこよくて機能も充実しているな」

(3)Desire(欲求)「今度の休みに試乗してみよう」

(4)Memory(記憶)「他の車とくらべてもこの車が良いな」

(5)Action(行動)「ボーナスが出たので購入しよう」

自社の商品が販売不振の場合、顧客が心理的階段のどのステップで止まっているかに分けて考えることで、効果的な販促策を見いだすことができます。