顧客が特定の商品や企業に対して抱くイメージを高め、購買行動につなげること。ブランド力の高い企業では「自社の商品はこんな考え方で、こんな人に、こんな風に使ってもらいたい」と訴え続けています。買った人が満足してくれれば、さらに磨きをかけた商品を発売し、顧客をさらに満足させたいと考えます

つまりブランド力は企業と顧客のどちらかの一方的な働きかけではなく、相互に「こんな商品を提供したい」、「こんな商品が欲しい」とメッセージを交わしながら育てていく「信頼関係」のことなのです。また信頼関係は個々の商品だけではなく、「顧客にとってこんな企業でありたい(企業側)」、「顧客にとってこんな企業でいて欲しい(顧客側)」といった企業そのもののブランド力構築への源泉となるものです。

高いブランド力を持つことで「固定客を維持できる」、「新規顧客へのアピール材料になる」、「価格競争に巻き込まれない」等の効果が期待できます。