P=Politics(政治面)、E=Economy(経済面)、S=Society(社会面)、T=Technology(技術面)という4つの要素の頭文字を取って名付けられた分析手法であり、自社の事業がこれらの要素から受ける影響を分析していく手法のこと。たとえば以下のような視点から分析していきます。

P=Politics(政治面)

・法律(規制緩和・規制強化)、税制、年金制度、医療制度改革、インフラ再構築(電力小売自由化など)、政権の方針転換、外交姿勢、特定産業向け優遇策など

E=Economy(経済面)

・経済成長率、景気動向、インフレ・デフレ、消費動向、貯蓄動向、資源価格、株価・為替・金利動向、雇用状況、賃金状況、起業状況、倒産状況など

S=Society(社会面)

・人口動態、人口構成、文化・流行、ライフスタイル、食の安全・安心への関心の高まり、教育、介護、子育て、環境重視志向の高まり、訪日外国人増加など

T=Technology(技術面)

・IT関連新技術(PC、スマホ、通信インフラなど)、ロボット技術、先端医療技術、各種業界における新技術(既存技術の進化・代替技術の誕生)、特許の状況など