5S(ゴエス)とは、整理(Seiri)・整頓(Seiton)・清掃(Seisou)・清潔(Seiketu)・躾(Situke)の頭文字Sをとったものです。5S活動の本当の目的は単なる「職場の美化」ではなく、活動を通じて生産性向上など実際の経営改善につなげることにあります。

5S活動の第一歩は整理を徹底することです。整理とは「事業活動に必要なものと不要なものをはっきりと区別して不要なものは捨てること」です。

整理で不要品が一掃されたら次は整頓です。整頓とは「誰もが必要な時に必要なものを効率的に取り出せるように配置すること」です。

清掃とは「汚れやゴミをなくして職場をきれいな状態にすること」です。気がついた人が気がついた時に清掃するというやり方ではなく、きちんとルール化して企業全体で取り組むことが大切です。

清潔とは整理、整頓、清掃が常に維持されているようにすることです。そしてそのために必要な社員への意識付けが躾となります。