「主張」、「データ」、「論拠」の3つの整合性を保つことで、説得相手の納得性を高めるためのロジックのこと。論理的に思考するための基本的手法。

具体的には以下のような構成になります。

(1)主張

・「こうである」「こうすべきだ」という結論、意見、推論

例)新商品開発に早急に着手すべきだ

(2)データ

・主張を裏付ける客観的な数値や事例

例)既存商品の売上が減少している。市場規模も減少している

(3)論拠

・データと主張を結びつける理由

例)新たな事業の柱を育てないと経営が成り立たない

データや論拠などの現状説明ばかりで明確な主張がなければ「結局どうすればいいのか」ということになり、逆に主張ばかりでデータや論拠が伴っていなければ「主張が飛躍している」ということになります。日常業務の判断から経営戦略の策定まで、あらゆる考える場面で、三角ロジックを取り入れることが大切です。