部下自らが主体性を持って組織全体に貢献していくということです。もう少し具体的に言うと、自分が担当している仕事の枠を越えて、どうやったら組織として最も大きな成果をあげられるか、あるいは組織が抱えている問題点をいかに解決していくかといったことに積極的に取り組む姿勢のことです。

もちろん組織全体をどうしていくかという責任は上司にあります。しかしそれを上司に任せきりにするのではなく、部下自身が組織全体に働きかけていくことがフォロワーシップなのです

フォロワーシップを発揮するためには「組織をどのようにしていきたいのかという上司の心情をできるだけ深いレベルで理解すること」、「組織全体を考えるための様々な情報を入手すること」、そしてなにより「自分自身が組織の事を考え、できることを実行していく主体性」が大切になります。